旅行や観光の際にGoogleマップで「近く 土産屋」や「近くの駐車場」と検索したことはありませんか?他にも「〇〇駅 美容院」や「今から入れる 居酒屋」などの検索語句で検索した際に、駅前の美容院が表示されたり、今から入れる居酒屋が見つかったりすると、とても便利ですよね。Google マイビジネスにビジネス情報を登録しておくことで、検索結果に情報を表示できますが、住所表示オプションを利用することで広告枠にもビジネス情報を掲載することが可能です。当記事では、住所表示オプションについて、概要、活用方法、設定方法について解説します。住所表示オプションとは?住所表示オプションとは、Google広告の広告表示オプションの一種で、会社や店舗の住所、地図、距離などを広告として表示できる機能です。メリット住所表示オプションを利用するメリットは主に2つです。1.店舗近くのユーザーに店舗の情報を表示できるユーザーの位置情報や検索語句をもとに、近くの店舗情報を広告として表示できます。表示される内容には、カテゴリ、クチコミ評価、住所、営業時間などがあります。2.クリックが可能な[電話]ボタンを表示できる[電話]ボタンが表示されていることで、店舗に電話をかけて今の混雑状況を確認したい時や予約をしたい時に、一度HPに訪問して電話番号を探す、という手間を省くことができます。掲載先住所表示オプションを利用すると、モバイル、パソコンを問わず、検索ネットワーク、ディスプレイ ネットワーク、Google マップ上で店舗の情報を表示できます。Google 広告 ヘルプには以下のように記載されています。Google 検索ネットワーク: 通常のテキスト広告と一緒に店舗の住所と電話番号が表示されます。モバイル デバイスでは、電話番号の代わりに [電話] ボタンが表示される場合があります。Google マップなど、Google の検索サイト: 広告は、マップアプリを含む Google マップの検索結果の横、上、または下に表示されます。Google ディスプレイ ネットワーク: ユーザーが店舗の近くにいる場合や関心を示している場合は、住所表示オプションがディスプレイ ネットワークのサイトやアプリに表示される可能性があります。YouTube 動画広告: ユーザーが店舗の近くにいる場合や関心を示している場合は、住所表示オプションが YouTube の TrueView インストリーム広告やバンパー広告に表示される可能性があります。引用:住所表示オプションについて - Google 広告 ヘルプ活用方法住所表示オプションはビジネス拠点のあるエリアや、ユーザーとの距離などの「位置情報」を重視したオプションになるため、以下のビジネスで活用できます。実店舗のあるビジネス店舗近くのユーザーにアピールしたいビジネスたとえば、以下のようなビジネスで有効活用できそうです。美容院ガソリンスタンドコンビニエンスストアカフェパン屋有料駐車場接骨院病院宿泊施設レストラン設定方法1.住所表示オプションを利用するには、事前にGoogle マイビジネスに登録する必要があります。以下のページにアクセスし、「今すぐ開始」から、ビジネス情報を登録します。Google マイビジネス2.Google マイビジネスの登録が完了したら、次にGoogle 広告の管理画面を開きます。広告表示オプションから、「+」をクリックします。3.「住所表示オプション」を選択します。4.「知っている Google マイビジネス アカウントにリンクする」のラジオボタンを選択します。その後、「Google マイビジネス アカウントを選択してください」のラジオボタンを選択し。[続行]ボタンをクリックします。5.「特定のビジネス名を持つ情報だけを同期します」に、お持ちのビジネスの「ビジネス名」を入力し、[完了]をクリックします。6.「広告表示オプション」の一覧に、対象のビジネスが表示されていることを確認して、完了です。まとめ住所表示オプションはエリアビジネス(飲食店、ホテル、娯楽施設、住宅街しゃなど)では必須の設定項目です。設定することで、より広告の効果をより高めることにつながります。エリアビジネスに関してはこちらの住宅会社に向けた記事もぜひお役に立てるはずです。合わせてご覧くださいませ。関連記事:【工務店のWeb集客】SNS広告の活用ノウハウやオンラインでの顧客接点の持ち方について解説