ブログ運営において、最終的には問い合わせ数や資料請求数などのコンバージョンを増やしたいと考えている人がほとんどだと思います。そのために必要なことは以下の3点です。
- 良質な記事を作成すること
- 記事を読んでもらう人を増やすこと
- 記事の満足度を高めること
今回はその中でも特に記事の満足度を高めるという視点からブログ記事内で必ず準備しておきたい11個の機能について解説していきます。
また、Googleなどの検索エンジンはユーザーの行動(滞在時間や直帰率、離脱率など)を元に検索順位(ランキング)を決定していると考えられます。そのため、ユーザーの利便性を追求し、記事の満足度を高めることは最終的なSEO評価を上げることにつながります。
ぜひ最後まで読んでいただき、参考にしてみてください。

記事の満足度を高めるとは?
具体的な機能を解説するために「記事の満足度を高める」とは何かを解説します。具体的に記事の満足度を高めるために必要なことは、以下のようなものだと考えています。
- 視覚的に見やすい
- 求めている情報がスムーズに入手できる
- 入手した情報が信頼できる
これらは記事内容だけではなく、その他のさまざまな機能によっても補完することができます。ブログ記事を書く際に忘れてはいけないのは、ユーザーが滞りなくページを閲覧できることです。求めている情報が探しにくかったり、誰が書いているのかが分からず情報を信頼できなかったり、いつ書かれたものかが分からないとユーザーはストレスを感じ離脱してしまいます。
そのためユーザーのストレスになりそうなものはさまざまな機能を追加し払拭することで、滞りなく記事閲覧をしてもらうことができ、最終的には記事全体の満足度が高まっていきます。
必ず設定しておきたい11個の機能
ここからは、具体的に記事の満足度を高めるために必ず設定しておきたい11個の機能を紹介していきます。
- hタグ
- titleタグ,meta description,OGP
- アイキャッチ画像やサムネイル画像
- 目次
- 公開日&更新日
- カテゴリータグ
- 著者情報
- SNSシェアボタン
- パンくずリスト
- 関連記事やその他の記事
- CTA
hタグ
hタグとは、検索エンジン、ユーザーに記事の構成を伝えるためのタグです。記事内の見出しの役割をすることから通称「見出しタグ」と呼ばれます。HTML上では以下のように記述され、h1〜h6までの階層構造になっています。
<h1>見出し1</h1>
<h2>見出し2</h2>
<h3>見出し3</h3>
<h4>見出し4</h4>
<h5>見出し5</h5>
<h6>見出し6</h6>
この見出しタグは、検索エンジンが記事の内容(何についての記事なのか)を理解する際に不可欠であり、ユーザーからみてデザイン的な見出しの役割も持っています。逆に言えば、hタグのない記事では何についての記事なのかが検索エンジンに伝わりづらく、ユーザーにとっても読みづらいものになってしまいます。
弊社の場合は、以下の画像のようにhタグごとにデザインが変わっており、ユーザーから見てデザイン的に分かりやすくなっています。

そのためかならずhタグの設定を行いましょう。自社の記事ですでにhタグが設定されているかどうかは、ページのソースから確認ができます。ページソースは以下の順序で確認しましょう。
- 確認したいページで右クリック→ページのソースを表示
- 「ctrl+F」もしくは「command+F」で「h1」など調べたいhタグを検索
上記のように行うと以下のようにページ内のhタグを簡単に見つけることができます。

titleタグ,meta description,OGP
titleタグやmeta descriptionやOGPなども必ず設定しておきたい項目です。それぞれの詳細については以下で解説していきます。
titleタグ
tittleタグとは、文字通りページのタイトルを指定するタグで以下のように検索結果上に表示されます。

titleタグは基本的には、記事のタイトルを設定します。また、設定時には記事内容を簡潔に表すということを意識すると、ユーザーが検索した際に「〇〇について書かれた記事だ」とわかるため簡潔に本文の内容を設定しましょう。
より詳細なタイトルタグの設定方法や役割、設定時のポイントについては「titleタグとは?概要から設定時のポイントについて」で解説しているのでぜひ合わせて読んでみてください。
meta description(メタディスクリプション)
メタディスクリプションは、検索結果上でタイトルの下に表示され記事内容を要約した説明文の役割を持ちます。

メタディスクリプションはユーザーがページを閲覧している際には表示されないですが、検索結果上で表示されるためクリック率に影響します。また、直接的なSEO評価はないですが、検索エンジンはこのメタディスクリプションの内容からページ内容を理解するため、必ず設定しておきたいmeta タグの一つです。
WordPressを利用している場合は、プラグインのYoast SEOを利用して設定するのがもっとも簡単です。Yoast SEOをインストールした後に初期設定を終えたら、各投稿ページの下部に「メタディスクリプション」を記載する欄があるはずです。そこにページの説明文章を80~100文字程度で簡潔にまとめていきましょう。

より詳細な設定方法やメタディスクリプションの重要性については「meta descriptionとは?概要やSEOとの関係、設定時のポイントを紹介」の記事で解説しています。合わせて読んでみてください。
OGP
OGPとは、WebページがSNSでシェアされた場合、タイトル、概要、サムネイル画像、URLをユーザーに表示するためのHTML要素です。OGP設定がされていないと以下の画像の右のようにSNSでシェアした際に文章だけの単調な表示になってしまいます。

情報が溢れるSNSのタイムライン上でユーザーに少しでも興味を持ってもらうためにもOGP設定をかならず行いましょう。
よりOGPについての設定方法や設定時の注意点などは「OGPとは?設定のありなしで変わる印象と、OGPの設定方法から確認方法まで解説」で解説しています。ぜひ合わせて読んでみてください。
アイキャッチ画像やサムネイル画像
アイキャッチ画像とは、ブログ記事のトップに表示される画像です。サムネイル画像とは記事一覧に表示される小さい画像のことです。基本的には記事ごとにアイキャッチ画像を設定すると記事一覧ページでそのアイキャッチ画像がサムネイル画像として表示されます。
このアイキャッチ画像は、その名の通り読者の目を引き、記事へ誘導する役目を持っています。記事内容に関連した画像やイラスト、タイトルなどを含めたユーザーの興味を惹く画像を用いることでよりユーザーが直感的に記事内容などを理解しやすくなります。

WordPressなどを利用している場合、以下のように投稿画面やブログ作成画面の右下に「アイキャッチ画像」という項目があるため、そこに画像を追加することで上記の画像のようにアイキャッチ画像、サムネイル画像が表示されます。

目次
検索流入を狙った記事であれば、かならず記事冒頭に以下のような目次を設置しましょう。

ユーザーは、記事を読みたいのではなく「悩みごとや困っていることを解決したい」というニーズを持って記事を閲覧します。そのため、記事内にはどんな見出し(内容)があるのか、ユーザーのどんな疑問や困りごとについて解説しているのかが分かるように目次を設定するのがおすすめです。
WordPressの場合、目次の追加には「Easy Table of Contents」が便利です。ここでは詳細な設定方法については割愛しますが、「Easy Table of Contents 設定方法」と検索するとさまざまな解説記事が出てくるためぜひ参考にして、設定してみてください。
公開日&更新日
公開日や更新日とは、記事のタイトル上部などに表示される以下のようなものです。

ユーザーや検索エンジンは、情報の鮮度に対しても非常に敏感です。みなさんも日々さまざまな情報を取得する中で、5年前の記事と1年前の記事では最近更新された情報の方が安心できませんか?
また、Googleは、2011年のアルゴリズムアップデートで「新鮮な情報を評価する」仕組みを取り入れました。このことからも公開日や更新日を設定しましょう。自社の記事に設定されていない場合は、HP制作会社に直接連絡をしてみるといいでしょう。
カテゴリータグ
カテゴリータグとは、記事内容をカテゴリー毎に分ける際に使用するタグのことです。弊社の場合は、以下のようなカテゴリータグを準備しています。

このカテゴリータグは、別々の記事をまとめる役目があり、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても非常に利便性の高いものです。たとえば、弊社の場合、リスティング広告やSNS広告、SEOについての基礎的な内容の発信とは別に広告の運用ノウハウやコンテンツマーケティングのノウハウを発信しているため、それぞれが別のカテゴリーを付与されています。
SEOに関する基礎的な内容を閲覧したいユーザーは、「SEO」というタグを選択することで自分が求めていた情報に早く辿り着くことができ利便性の向上が期待できます。
そのため、このカテゴリータグは必ず設定するようにしましょう。
著者情報
著者情報とは、その記事は誰が書いた記事なのかがわかるような表記のことです。たとえば、弊社の場合記事の下部に以下のように必ず設定しています。

この著者情報を設定することで、どんな人が記事を執筆しているのかが明確になり、記事を読むユーザーも信頼して情報を取得できます。たとえば顔のわからない誰かが書いた記事よりもよくSNSで常に情報発信をしている人が書いた記事の方が信頼できるように情報の信頼性などが担保されます。
近年のGoogleは、E-A-T(専門性・権威性・信頼性)という指標を重視している傾向にあるため、どんな記事かとは別に、誰が書いているのかも積極的に追加しましょう。
具体的には、以下のような情報を追加すると良いでしょう。
- 経歴
- 保有資格
- 職歴
- 学歴
- なぜこの記事テーマに詳しいのかがわかるもの
SNSシェアボタン
SNSシェアボタンとは、記事をSNSへシェアできるように記事内に設置するボタンのことです。ユーザーが記事内容に満足したり、SNSで繋がっている人に情報を共有したいと思ったタイミングで記事のシェアができるようにしておくと良いでしょう。

パンくずリスト
パンくずリストとは、Webサイトや特定のページを訪れたユーザーがWebサイト内で今どこにいるかを視覚的にわかりやすくした誘導表示のことです。

たとえば、ASKULではノートパソコンを閲覧すると上記のようなパンくずリストが表示されました。つまり、ホーム画面から3階層目の「パソコン/タブレット/スマートフォン」というカテゴリ内の「ノートパソコン」ページを閲覧していると分かります。
このパンくずリストがあることでユーザーはすぐにホームに戻ることができたり、求めている情報ではなかった場合に1階層前のカテゴリやページに戻ることができ、利便性が向上します。そのため必ずパンくずリストを設定しましょう。
関連記事やその他の記事
ブログ記事における関連記事やその他の記事とは、文字通りその記事と関連している記事などを記事のまとめ下部に表示することです。弊社の場合は、著者の別記事が記事の下部に表示されるように設定をしています。

記事ごとにタグをつけ、同じタグの別記事などを記事下部で紹介しても良いでしょう。記事を読んだ後に、ユーザーが次にどんなページを見たらいいかがわからなくなってしまわないように必ず関連記事やその他の記事を設定しましょう。
CTA
CTAとは「Call to Action」の略で、日本語では行動喚起のためのバナーやボタンのことです。

ブログ記事には何かしらの目的があると思います。特にオウンドメディア内のブログ記事には、資料請求や問い合わせの増加など何かしらの目的があるかと思います。
そのため、ブログ記事を読んだ後にユーザーにどんな行動を取ってもらいたいのか、ユーザーは記事内や記事を読んだ後にどんな情報を次に求めるのかを考え、資料請求やメルマガ、問い合わせへの誘導やセミナー情報、別記事への遷移などを促すためのボタンを設置すると良いでしょう。
CTAの設置時に気を付けることは、記事の内容に応じてCTAの内容も変化をつける必要があるということです。さまざまな記事がある中でその記事を読んでいる最中や読んだ後、次にどんな情報を届けると良いのかは千差万別です。そのため全ての記事から問合わせページに飛ばすなどではなく、それぞれの記事にあったCTAを設置しましょう。
まとめ
ここまでブログ運営時に設定、設置しておきたい以下の11個の機能を紹介してきました。
- hタグ
- titleタグ,meta description,OGP
- サムネイル画像
- 目次
- 公開日&更新日
- カテゴリータグ
- 著者
- SNSシェアボタン
- パンくずリスト
- 関連記事
- CTA
どれもユーザーの利便性や検索エンジンが記事内容を理解するために非常に重要になるものばかりです。全てを一気に設定することは非常に大変ですが、自社のブログ記事でも少しずつ準備をしていきましょう。