店舗や施設にとって、Googleビジネスプロフィールは集客に大きく影響します。独自のサービスや商品を持っていればなおさら、Googleビジネスプロフィールに掲載することでより集客のきっかけを作ることができるでしょう。そこで今回は、店舗や施設、企業などの情報を発信できるGoogleビジネスプロフィールの「サービス・メニュー」機能の追加方法をご紹介します。店舗集客で悩んでいるオーナーや、Googleビジネスプロフィールを登録したはいいが、どう活用していいかわからない方の参考になれば幸いです。Googleビジネスプロフィールのメニュー・サービス機能とは?Googleビジネスプロフィールの「サービス」「メニュー」機能とは、お店で提供しているサービスやメニューを登録できる機能のことです。「サービス」と「メニュー」にわかれて表記していますが、厳密にお伝えすると美容室やジム、クリニックなどは「サービス」、飲食店は「メニュー」が登録できます。どちらの項目になるかは、Googleビジネスプロフィールを登録する際のカテゴリーによって変わるため、お店側では選択できません。掲載される場所Googleビジネスプロフィールのサービスやメニューは、「概要」「クチコミ」などのタブに並んで表示されます(上画像の赤枠参照)。「メニュー(もしくはサービス)」タブを押すと、お店のメニューが一覧になって出てきます。Googleマップの付近に掲載されるため、お店のメニューが気になっているユーザーには非常に助かる情報です。掲載される内容ビジネスオーナーが設定したメニューやサービスの名称、それらの簡単な説明、価格などが掲載できます。たとえばカフェの場合、トッピングによって価格が違うメニューがあっても、それぞれわかりやすく表記ができます。下画像の堀口珈琲様は、「コーヒー屋さんのコーヒーゼリー」を提供しており、「ゼリー」と「アイスのせ」で価格が異なるようです。こういった情報を事前に伝えてくれるお店は、非常に印象が良いですよね。サービス・メニュー機能を使う3つのメリットGoogleビジネスプロフィールのサービス・メニュー機能を使用するメリットは、大きくわけて3つあります。【メリット1】Googleマップ利用者にお店や施設の詳しい情報をお伝えできるお客さまはGoogleマップ上でお店や施設を見つけた際に、営業時間やクチコミの確認はもちろん、詳しいメニューやサービスまで確認できた方がより良いです。飲食店であれば食べたいメニューがあるかの確認、美容サロンであれば価格の確認、エンターテイメント施設であれば子供用チケットの有無の確認など、事前にこれらの情報がチェックできると(お客さまの望む商品やサービスがあるか次第ですが)来店のハードルはグッと下がります。詳しい情報がわからないお店よりは、おおよそGoogleマップ上で分かる方が、安心感が生まれることは間違いありません。【メリット2】お客さまの情報収集の手間を省くことができるGoogleマップ上で飲食店を見つけてもメニューや価格がわからない場合、食べログやInstagramからお店の情報を探して確認することになります。Googleマップから一度離脱して、別アプリを立ち上げ、再度検索するのはお客さまにとってかなり面倒です。Googleマップ上で全ての情報が完結していれば、その手間を無くすることができますし、その手間の途中で他店に目移りすることも減るでしょう。わずかな差かもしれませんが、こういった配慮がお客さまに選んでいただけるきっかけに繋がるのは間違いありません。【メリット3】オーナーのこだわりを掲載できるGoogleビジネスプロフィールのサービス・メニュー機能は、オーナー自らが記載できます。そのため商品の説明を詳しく表記することも可能です。更新もしやすいため、期間限定メニューなども掲載しやすいでしょう。オーナーのこだわりを自らの文章でお客さまに伝えることができれば、より魅力を感じてもらえ、来店のきっかけになるはずです。「サービス」や「メニュー」を登録する方法今回は弊社のアカウントを利用して、「サービス」を登録していきます。飲食店や美容サロンなどの「メニュー」や「サービス」なども手順は一緒ですので、登録時は以下の方法を参考に進めてください。1.まず初めに、ご自身が管理されているGoogleビジネスプロフィールに移動します。「管理しているGoogleビジネスプロフィールが見つからない」という場合は、以下の3つの方法で探してみてください。Google検索で「マイビジネス」と検索する。Google検索または Googleマップで、ご自分のビジネスの名前と都市名を検索する。Googleマップアプリの画面右下にある [ビジネス] をタップする。Google検索で自社の名前を検索し、以下の検索結果が表示されました。画像赤枠のメニューが表示されていれば、次に進みましょう。2.次に画像赤枠の「サービスの編集」(または「メニューの編集」)をクリックします。3.弊社の場合、すでに「マーケティング支援サービス」が追加されていますが、今回は新しいサービスを追加したいので「+ サービスを追加」(画像赤枠)をクリックします。4.「+ サービスを追加」をクリックすると、下の画像のようなポップアップが表示されます。業界に関連するサービスが表示されるので、該当サービスがあれば追加します。提供するサービスがない場合は、「+ カスタムサービスを追加」から独自に作成可能です。5.サービス名を入力し「保存」をクリックします。6.下の画像のようなポップアップが表示されます。次に画像垢枠の「 > 」をクリックします。 」をクリックします。" width="450" height="">7.サービスの価格や説明文を入力します。これらの内容は任意の設定項目ですので、決まっていない場合は設定は不要です。最後に「保存」をクリックします。これでサービスの登録は完了です。「メニュー」の登録についても手順は同様です。またメニューの順番を入れ替えたいときや削除したい場合は、商品名の右側にあるメニューバーを押して「一番上に移動」「上に移動」「アイテムを削除」等のボタンから調整してください。注意点は『常に最新の状態を保つ』ことお客さまの中にはGoogleビジネスプロフィールで見た、メニューやサービスに惹かれて来店される方もいるでしょう。しかしながら来店してみると、「楽しみにしていた商品がなかった...」「受けるつもりだったサービスが終了していた...」となっては、お客さまを裏切ることになりかねません。またメニューの有無だけでなく、価格が変わっていた、商品内容が変わっていた等があると、トラブルの原因となります。常に最新の状態に保ち、お客さまに正しい情報をお伝えできるように心がけましょう。まとめ「サービス」「メニュー」の追加はメンテナンスや追加の手間はあるものの、それ以上にお客さまにより詳しく知っていただくきっかけや、より魅力を感じていただくきっかけになる機能です。慣れてしまえば追加は簡単ですので、飲食店、美容サロン、エンターテイメント施設などは積極的に活用してお客さまに適切な情報提供ができるようにしていきましょう。関連記事:店舗集客をリスティング広告で成功させる方法【Web集客を1店舗10万円の広告費から始めるポイント】