RSSリーダーを使って情報収集をしている。そんなビジネスマンも多いのではないでしょうか?私も入社1社目の初日のOJTで習ったうちの1つに、「RSSリーダーを使った情報収集方法」というものがありました。その日からRSSリーダーを使用して情報収集を行っていましたが、今もまだRSSリーダーを活用しているというビジネスマンをよく見ます。ノーコードWeb制作ツールの「STUDIO」は、記事更新情報をRSSで配信することができます。STUDIO CMSでブログを書いている方や、お知らせ、プレスリリースを書いている方は是非知っておいて欲しい機能ですので、これを機会に概要の把握と設定をお願いいたします。それでは参ります。STUDIO CMSの「RSSフィード機能」の概要STUDIOのCMSでブログ記事やニュースを公開すると、その更新情報をRSSフィードで配信することが可能です。ユーザーはFeedlyやInoreaderなどのRSSリーダーを通じて、配信された更新情報を自動で受け取ることができます。有益な記事を更新できれば、RSSフィードを受け取ってくれる人は増えるでしょうし、有益な記事の更新を継続していけばRSSを通じてユーザーとの関係を継続することができるでしょう。RSSリーダーの役割RSSリーダーとは、登録されたWebサイトのRSSを自動でチェックし、新しい記事やお知らせなどの更新情報があれば一覧化して表示してくれるものです。複数のWebサイトの登録をすることができるので、たとえば毎日100のWebサイトを登録しておけば、その100Webサイトの中で更新情報があったものだけをRSSリーダーが「新着」として表示してくれます。代表的なものにFeedlyやInoreaderなどがあります。SEOとしてのRSSの重要性RSSフィードはSEOのためにも設定しておくといいでしょう。実際に「Google 検索セントラル」では以下のように記載があります。Google では、最適なクロールを行うために、XML サイトマップと RSS/Atom フィードの両方を使用することをおすすめしています。XML サイトマップによって、Google はサイト内の全ページに関する情報を取得することができ、RSS/Atom フィードによって、サイト内のすべての更新情報を取得することができるからです。両者のおかげで、Google はインデックス中のコンテンツをいつも最新の状態に保つことが可能になります。ただし、サイトマップやフィードを送信したからといって、URL のインデックスが保証されるわけではありません。引用:XML サイトマップと RSS/Atom フィードのベストプラクティス - Google 検索セントラル「XML サイトマップ」はWebサイトのすべての情報を提供するために、「RSS/Atom フィード」は最新の情報を提供するために、両方必要な要素です。フィードを送信したからといってインデックスが保証されるわけではありませんが、最新の情報を送信するRSSフィードがあることで、インデックス中のコンテンツを常に最新の状態に保つことができるようになります。SEOへ役立てる意味でも、RSSを設定しておいて損はないはずです。ユーザーはRSSをどう使うのかユーザーはさまざまな媒体を経由してコンテンツを受け取ります。直接Webサイトを見に行くこともあれば、メルマガやLINE公式アカウントで受け取ったり、SNSのタイムラインに流れてきて知ったり、広告で届いたりなどさまざまです。その中でもFeedlyやInoreaderなどのRSSリーダーを使ってコンテンツを受け取っている人は未だ多くいます。特にさまざまなコンテンツ配信先から熱心に情報収集されている方は、RSSリーダーを使って効率的に学ばれている印象です。そのような方々に上手くリーチするためにもRSSを設定しておき、RSSリーダーを経由して、情報を届けれるように準備しておく必要があります。設定方法(所要時間:約1分)まず初めにSTUDIOのCMSダッシュボードを開きます。次に右上の「モデル設定」をクリックします。表示されたモーダル下部の「RSSフィード設定」を「オン」にします。これで設定完了です!URLをコピーしてご利用ください。また、STUDIOのRSSフィード設定に関する仕様が、公式ヘルプに掲載されているので併せてご確認ください。・サイトを「非公開」にすると、RSSフィード設定もオフになります・RSSフィード設定が有効でも、モデル内「公開アイテム」が0件の場合、RSSのURLはエラー(404)になります・RSSフィード毎に、そのモデル内で公開中の最新25件を出力します・参照プロパティ(著者モデル)で、参照元アイテムが「下書き」または未選択の場合、エラーにはならず、著者情報を「空欄」のまま配信します・RSSフィードの言語設定( language )は「サイト設定」が反映されます。モデル毎に変更できません・RSSフィードのURLは、公開サイトのURLと異なり、STUDIOドメインから独自ドメインへとリダイレクトしません・サーチコンソール上で、RSSフィード の URL をサイトマップとして送信した直後「取得できませんでした」と表示されます。少し時間をおいてから、サーチコンロール画面を確認・リロードすると「成功」になります引用:CMSコンテンツ(記事タイプモデル)のRSS フィード設定 - STUDIO U注意点STUDIOのRSSフィードはモデル毎に異なります。弊社の場合、CMSのモデルは「技術ブログ」「お知らせ」「お客さまインタビュー」「採用ブログ」の4つに分かれているため、それぞれのモデルで別のRSSフィードとなってしまいます。STUDIOでWeb制作をされる場合は、最終的にはビジネスオーナーの判断ですが、モデルを分けるとRSSフィードも分かれることにご注意ください。FeedlyなどのRSSリーダー経由でWebサイトへの流入するユーザーが多い場合、WebサイトのリニューアルでRSSフィードが複数個になることで、RSSフィード経由の流入数に影響が出る可能性があります。関連記事:アルテナの記事更新のお知らせを「RSSリーダー」で受け取れるようになりましたまとめSTUDIO上でのRSSの設定は1分ほどで設定ができます。上述の通り注意点はあるものの、自社のWebサイトを使って情報発信をしていくなら必ず設定しておいた方がいい機能でしょう。関連記事:記事は公開して終わりじゃない。記事をユーザーに届けるためにできる8つの方法