「レスポンシブディスプレイ広告って何?」「レスポンシブディスプレイ広告ってどう使うの?」そんな方へ向けて、この記事では、レスポンシブディスプレイ広告の概要から設定方法、作成時のポイントなどを解説いたします。Yahoo! 広告 レスポンシブディスプレイ広告(YDA)とは?レスポンシブディスプレイ広告とは、さまざまなデバイスや掲載面に対して、入稿した画像やテキストのサイズやレイアウトが自動で最適化される広告フォーマットの1つです。従来のバナー広告では、入稿したサイズのディスプレイ広告枠へしか広告配信ができませんでした。しかし、レスポンシブディスプレイ広告では、1種類の広告画像でさまざまなディスプレイ広告枠へ自動的にサイズが最適化されて配信することが可能です。また、Yahoo!広告のレスポンシブディスプレイ広告は、2017年1月からインフィード広告枠へも広告配信が可能となりました。インフィード広告とは、記事と記事の間に自然な形で掲載される広告のことです。2017年1月からは、インフィード広告枠へもレスポンシブディスプレイ広告の配信が可能になったため、より配信面の拡大が期待できます。抑えておきたい3つの作成ポイント1.配信先のチェックをしっかりと行うレスポンシブディスプレイ広告は、通常のバナー広告やインフィード広告よりも広い範囲のディスプレイ広告枠へ広告を出稿することが可能です。しかしその反面、望む配信先ではないところにまで広告が配信されている場合があります。定期的に自社の広告がどこに配信されているかを確認して、その配信面には自社のターゲットとなるユーザーがいるのかを精査する必要があります。2.ターゲット含有率を考慮したターゲティング設定を行う上述の内容と被る点もありますが、レスポンシブディスプレイ広告を配信する際は、配信先のターゲット含有率を考えて配信する必要があります。ターゲット含有率とは、配信面にどれくらいターゲットとなる人が含まれているかということです。このターゲット含有率が低ければ低いほど、広告費に対しての費用対効果は悪くなってしまいます。そのためまずは、自社のターゲットとなるユーザーが普段からどんなサイトを閲覧しているのか、どんなタイミングで購入をしたいと感じるのか、などを考えターゲティング設定を行いましょう。3.複数のレスポンシブディスプレイ広告を登録し、常に効果検証を行うYahoo!広告のレスポンシブディスプレイ広告は、Google 広告のレスポンシブディスプレイ広告と違い複数の画像やテキストを登録することはできません。Google 広告のレスポンシブディスプレイ広告では、登録したアセットが自動で最適化され効果検証が行われますが、Yahoo!広告の場合はそうはいきません。そのため同じターゲティング設定の中でもクリエイティブのテイストが違うものや、タイトル、説明文などのテキストが異なるもの、など仮説を持って複数登録を行い効果検証を行う必要があります。配信後は成果の出ていない広告を常に入れ替えながら最適化していくことが大切です。YDAレスポンシブディスプレイ広告の入稿規定ここでは、実際にレスポンシブディスプレイ広告の入稿規定について解説をしていきます。テキストやリンクの入稿規定Google広告のレスポンシブディスプレイ広告とは違い、上記のそれぞれの項目は1つまでしか入稿できないため注意が必要です。画像の入稿規定それぞれの画像は、GIF 89a、JPEG、PNGなどのファイル形式に対応していますが、GIF形式のアニメーションは対応していません。また、ロゴに関しては透過背景が禁止されているのでこちらも合わせて注意してください。入稿した画像がどのように表示されるかは画像表示シミュレーターというツールを使って、事前に確認しておくと良いでしょう。画像やロゴに関する詳細な注意点は、以下の公式ヘルプを参照してください。参照:レスポンシブ(画像)における画像入稿時のご注意 - Yahoo!広告ヘルプ動画の入稿規定動画でレスポンシブディスプレイ広告を作成する場合は、動画とテキストを組み合わせた配信となります。レスポンシブディスプレイ広告一つで画像と動画を設定できないため、画像も動画も利用したいという方は広告を分けて作成する必要があります。基本的には画像の際も、動画の際もレスポンシブディスプレイ広告で設定できるテキストは変わりませんが、動画の際はサムネイル画像が必要になります。詳しくは、以下のYahoo!広告ヘルプをご覧下さい。参照:レスポンシブ(動画)- Yahoo!広告ヘルプその他の設定レスポンシブディスプレイ広告は、上記の画像やロゴ、テキストや動画の他にボタン文言が必要になります。ボタンの文言は、広告の内容とマッチするものを以下の中から一つ選び、設定しましょう。もっとみる今すぐチェック今すぐ申し込む今すぐ購入今すぐ登録インストールダウンロードご購入はこちらご予約はこちらお申し込みはこちらご登録はこちら体験する資料請求お問い合わせ物件をみる設定方法ここまで、レスポンシブディスプレイ広告の概要、入稿要件、作成時のポイントについて確認してきました。ここでは、実際の管理画面上でどのように設定をするかについて解説していきます。1.Yahoo! 広告管理画面で「広告」→「+広告作成」を選択します。2.レスポンシブディスプレイ広告を追加するキャンペーン、広告グループを選択し、「広告作成画面に進む」を選択します。3.必要項目を入力します。①:まず、画面上部のレスポンシブディスプレイ広告を選択②:画面左側のタイトルや説明文、リンク先などを記入③,④:画像、ロゴを追加⑤,⑥:上記項目を埋めたらレスポンシブディスプレイ広告の作成は完了です。まとめYahoo!広告のレスポンシブディスプレイ広告を利用することで、広告の効果をより高めることに繋がります。実際にレスポンシブディスプレイ広告を使用して改善をした事例についてはこちらをご覧ください。関連記事:リマーケティング広告の調整でコンバージョン獲得単価を改善した事例(不動産関連)