経営コンサルタントとしてのキャリアをスタートしたのち、30代半ばで個人投資家に転身したジョン・シュウギョウさま(通称:ジョン先生)。マレーシアで投資勉強会を開催したことをきっかけに、「人に伝える仕事は、私のもうひとつの天職だ!」と悟りTBL Advisory株式会社を設立。投資関連本として有名な「世界一やさしい 株の教科書 1年生」をはじめ、複数の著書を執筆し、セミナー講師、投資に必要な知識やノウハウが学べる「TBL投資アカデミー」の設立など、投資家のためのコンテンツ作成・発信を積極的に行っています。本記事では、TBL Advisory株式会社が抱えていた課題や、弊社とマーケティングに取り組んだことで得られた成果や率直な感想をお伺いしました。ーーー本日はよろしくお願いします。御社の事業内容を改めてお伺いさせてください。ジョン:私のこれまでの投資経験から得た「ノウハウ」「技術」「分析手法」などを、「書籍」「セミナー」「合宿」「ブログ」「メールマガジン」「オンラインコミュニティ」を通じて提供し、投資の素晴らしさを伝える活動を行なっています。また個人だけではなく、法人に対しても投資や資産運用のコンサルティングを行うこともあります。私たちの事業に合わせたマーケティング戦略を描くことができたーーー弊社に相談いただく前の御社の状況、マーケティングの課題を教えてください。ジョン:当時、弊社には2つの課題がありました。1つ目が「マーケティングの課題整理・方針決めができていないこと」、そして2つ目が「マーケティングを推進する人材がいないこと」です。弊社はこれまで主だったマーケティング活動は行っていなかったんです。10年前から続けているブログや書籍をきっかけに私を知ってくださり、そこからセミナーやアカデミーに参加してくださる方々だけで会社は問題なく回っていました。そこから更に事業を拡大していこうと思ったのですが、具体的にどうすれば良いかわからず...。とりあえずセミナーを増やしたり、メールマガジンを出したりはしたものの、あまり効果は感じられませんでした。メルマガ読者の方々も最初はセミナーに参加してくださっていたんですが、当たり障りのない企画のセミナーが続くと参加者も次第に減ってきて...どうしたものかと困っていました。そこで、これは外部のプロを頼るしかないと考え、マーケティング支援会社探しをスタートしました。ーーー支援会社探しは順調に進みましたか?ジョン:いえ、それが順調ではありませんでした。さまざまな会社に相談したのですが、なかなか私たちに合いそうな会社が見つかりませんでした。支援会社の多くが「SNS運用専門」「リスティング広告運用専門」「SEO対策専門」「YouTube専門コンサルタント」とひとつのジャンルに特化してサポートする会社が多かったんです。私たちは「特定の施策が上手くいかない!」という施策それぞれを最適化していくフェーズではなく、「マーケティングの課題が分からない」「マーケティングの方針を決めなければいけない」という、専門家に依頼するもっと前のフェーズです。マーケティングに限った話ではないと思うのですが、私は以下の順序で進めるべきだと考えていたので、1~3を一緒に取り組める企業を探していて...。そんな中でアルテナさんを見つけました。課題の整理方針決め(戦略)施策の実行施策の最適化(PDCA)ちなみにこの進め方は投資でも同じです。分析をし、投資戦略を考え、投資を行い、状況に応じて最適化する。私はマーケティングも同じはずだ、と思っていました。初回の打ち合わせから、事業全体を俯瞰したマーケティングのお話をしてくださり、また弊社の課題・アセット・リソースを理解した上でマーケティング施策を考えてくださいました。アルテナさんが売り込みたい商品を勧めてくるのではなく、私たちの事業に合った商品とその組み合わせを提案してくださったのが印象的でしたね。契約後に改めて準備をしていただき方針や施策は多少変わりましたが、先ほどの1~3を遂行するための準備をしてくださったので大変ありがたかったです。4の「施策の最適化」も随時、データや外部のリアクションを見ながら運用代行してもらえているので、助かっています。ーーーありがとうございます。これまでジョン先生が築き上げてきたブランドやコミュニティを活用すれば、現状のリソースでも十分に目標達成できると考えた上でのご提案でした。長期と短期の成果を見据えて、マーケティングが実行できるようにーーー今回、新しい取り組みで戸惑いもあったと思うのですが、「プロがそう言うならやってみよう!」とジョン先生がチームの背中を押してくださったので、とても良い雰囲気でマーケティング施策を進めることができたと思います。実際に支援が始まってからの印象はどうでしたか?ジョン:支援の満足度ですが、非常に高いです。まず満足度が高い理由のひとつに、アルテナさんの対応の細かさと、レスポンスの速さがあります。チャットツールの返信が早すぎて、こちらの返信が追い付かないほどです(笑)もうひとつが、私たちだけでなく、その先の顧客のことも考えて誠実なマーケティング施策を企画・提案してくださるところです。短期的な成果だけでなく、長期的な成果も考えてくださいました。私は投資に関連する商材を扱うには「誠実さ」が大切だと思っています。顧客の欲にダイレクトに刺さる商材だからこそ、簡単に顧客を騙すこともできてしまいます。だからこそ、私たちのような投資商材を扱う側の人間が、誠実に事業に向き合うことが求められます。その点で、アルテナさんは私たちと同じ気持ちでサポートしてくださるのでありがたいです。ーーーありがとうございます。弊社との取り組みのなかで、印象的だったことはありますか?ジョン:マーケティング戦略の大きな課題だけでなく、HPやSNS等の施策単位の課題も綺麗に整理してくれたのも大変助かりました。たとえばHPについて。弊社のHPは制作会社に依頼せず、自分達で独学で勉強しアップデートを重ねていました。その結果、使いにくいサイトとなっていて...。しかしどう直せば良いかも、どこを直せば良いかもわからなかったところを、アルテナさんが一覧化して整理してくださりました。これまでは、私たちが何日もかけて直し方を調査し修正することが多かったのですが、「これらを直そうと思うとみなさまのお時間が勿体無いので、費用をかけてでもHP制作会社に依頼すべき」とアドバイスいただけたことで、掛けるべきところに私たちのリソースを掛けられるようになりました。ーーーなんでも器用にできてしまう御社ならではのお悩みでしたね。今はそこに全く時間を割いていないので、みなさまにも時間の余裕ができましたよね。ジョン:また、どのマーケティング施策もアルテナさんに聞けば、答えてくださるのも助かっています。複数の専門業者に頼むと、私が各支援会社間の伝達役をしないといけなくなっていたと思うのですが、御社との取り組みはそれがないのが魅力的です。マーケティングに付随して出てくる財務、法律、経営の話も気軽に相談することができますし、アルテナさんが分からない事は都度周りの専門家に相談して返答をくれるので助かっています。ーーー取り組みに関して、「もっとこうしてほしい!」といったご要望があればお伺いしたいです。ジョン:私たちの取り組みは日々実行する施策が多く、また結果を見て迅速に施策を変えることもありますよね。「施策の量」と「施策の変化」を私たちが追いきれなくなってしまうことがあるので、定期的に擦り合わせる機会があると良いですね。自分たちが行っている施策は、何に繋がっているのか?どうしてこの数を試すのか?がわかると、より施策を高度に実行することができそうです。ーーーそうでしたか。ぜひ次の定例会から、それらを共有する場を設けましょう。早速準備します。「社内にマーケティングを実行する人材がいなくても、問題ありませんでした」ーーー弊社のサービスはどのような会社におすすめできますか?ジョン:企業全体を俯瞰的に捉えてくれて、短期・長期の成果も目指してマーケティングに取り組みたい、と考えている企業にはおすすめです。アルテナさんはコンサルティングだけではないので、マーケティングを推進する人材がいない会社にも良さそうです。マーケティング人材の採用は難しいので、コンサルティングだけでなく代行もしてくださるのは助かりますよね。逆に「急いで認知を取るために、HPに来るユーザーをパッと増やしたい!」「流行りの施策を試してみたい!」「施策〇〇を上手に改善してくれる専門家に依頼したい!」といった悩みの方は、最初にお話した通り、ひとつのジャンルに特化してサポートする専門会社に相談した方がいい気がします。ーーー最後にジョン先生が、今後弊社に期待することを教えてください。ジョン:まずは今行っているマーケティング施策を続けて、目標となっている数字を達成することです。この目標を達成できれば会社が次のステージに行けるので、そこの達成を目指したいですね。また今、アルテナさんからご提案いただいたビジネスモデルに少しずつ移行しているので、そのビジネスモデルで徹底的に顧客満足度の向上に向き合いたいです。顧客満足度が高くなければサービスは継続しないですからね。ですのでマーケティングも支援していただきつつ、マーケティング活動内で得た知識・情報・ノウハウを顧客満足度向上に活かせるような取り組みができると嬉しいです。投資に関して困った方が弊社のコンテンツ(ブログ、無料セミナー、メルマガ、合宿、コミュニティなど)を見たときに、そのお困りごとを必ず解決できるようにしていきたいですね。私の知識やノウハウが、みなさまの投資活動に少しでも貢献できたら、嬉しいです。お金を稼ぐだけでは得られない魅力が「コンテンツの発信」にはあると思っていますので、私は死ぬまで発信を続けたいと思っています。※ジョン先生の著書一覧