年の瀬ですし、今年の振り返りでも書こうとパソコンの前に座り、進捗0%で2時間経ちました。どうも、古田です。今年は何があったっけな〜と書き出してみると、ベンチャーらしく、ポジティブなこともネガティブなことも、様々なことが起こった1年でした。その中でも、総じて「良い1年だった!」と言える年になったのは、日頃の試行錯誤や準備が実を結んだおかげかな、と大きな手応えを感じています。はじめましての方に向けて簡単に自己紹介させていただくと、アルテナ株式会社は、企業のデジタルマーケティングの包括支援を得意とした、デジタルマーケティング支援事業を営んでいます。コンサルティングのみを提供する会社でもなければ、特定の施策に専業特化して支援に入る会社でもありません。顧客の要望をヒアリングし、限られたリソースの中で最適な戦略を一緒に考え、実行まで伴走する。成果を出すために、デジタルマーケティングの領域に収まるのであれば、幅広く支援する。そんな支援を、創業以来、行なっている会社です。まだまだ小さなベンチャー企業ですが、今年は昨年のサービス改善が実を結び、多くの「ありがとう」を頂けた1年でした。未熟な部分や試行錯誤中のものも多いので恥ずかしいのですが、将来の仲間に向けた”会社の現状を伝えるメッセージ"ということで、2024年の振り返りと2025年の予定を書ける範囲で書いていきたいと思います。正しい準備と改善を繰り返せば、高い確率で成果を出せる毎年のことですが、2024年も会社として最も力を入れたのが、クライアントワークで成果を出すことです。どのクライアントに対しても、入念な下準備と調査を行なった上で戦略を提案し、初月から成果が出るよう工夫しました。また初動が悪かったとしても、常に、二の矢、三の矢を用意しておき、できる限り早く成果を出すことを徹底したことで、悪くないご支援ができたと感じています。正しい準備と改善を繰り返せば高い確率で成果を出せる。この1年でそう確信できたことは、とても大きな収穫でした。クライアントの日報で弊社のことを褒めてもらったり、クライアントからマーケティング予算の増額を提案されたり、別のクライアントをご紹介いただいたりと、まさに「仕事の報酬は仕事」だと感じた年でした。”アルテナのノウハウがあれば打率が上がる”これだけ様々なマーケティング施策が一般的になり、クライアント自身で施策を試せる時代に、私たちのような外部パートナーに依頼するメリットは何か?勿論、”手間の削減”もあると思いますが、”経験や実績に基づいたマーケティングノウハウの提供”ではないかと思っています。”手間の削減”で勝負するのであれば、クラウドソーシングや他の支援会社の価格には勝てません。”アルテナに相談すれば、経験や実績に基づいて提案・実行してくれる、"あそこのノウハウがあれば打率が上がる"、そんなことを期待していただいているはずです。この1年、そんなことを徹底したことでノウハウの蓄積が早くなったと感じていますし、その結果、提案の精度や支援の質も大きく向上したことを実感しました。優秀な人材と出会う機会をベンチャー企業が自ら閉じてはいけない我々の仕事は、成果が"人"に強く依存するビジネスです。クライアントと何度も話し合い、戦略を立案し、施策を実行し、目標達成に向けて試行錯誤する。一連のサポートをほぼ一人で行うため、クライアントを支援する担当者の力量次第で、成果が大きく変わります。つまり、弊社が最もこだわり、大切にしなければならないのが、"アルテナで働く人"です。それだけ"人"にこだわらなければいけないにも関わらず、採用活動を後回しにしたのは、今年の最大の反省でした。ベンチャー企業に優秀な人材から応募があることは稀です。そんな中、たまたま弊社を見つけ、興味が湧き、一度話を聞いてみようかと思ってもらえたのに、求人情報が無く(古く)、諦めて別の会社に入社してしまう。知らない間にそんなことが起こっていたら、これほど勿体無いことはありません。優秀な人材と出会う機会をベンチャー企業が自ら閉じてはいけない、ということを、改めて学びました。2024年前半は行っていたなかった採用活動も、後半から再開し、今は徐々に応募をいただけるようになりましたが、この半年間の遅れは勿体無かったと反省しています。時間管理のマトリクスではないですが、採用においても「重要だけど緊急ではない領域」でどれだけ先に種蒔きしておけるかが重要ですね。そのため、弊社の採用活動は「通年採用」に切り替えました。名古屋でマーケティングの仕事をしたい...そう思っている方がいれば、ぜひご連絡ください。早朝深夜土日に関わらずカジュアル面談・面接を受け付けていますし、メンバーとのランチやオフィス見学も可能です。関連:採用情報 - アルテナ株式会社社内定例会の開催毎週水曜日に社内定例会を開催し始めました。そこでは、自社のマーケティング・お問い合わせ対応・クライアントの成果状況・採用など、カテゴリごとにタスクや情報を共有しています。定例会の最大のメリットは"PDCAの見える化"です。毎週、各カテゴリのKPIを共有し、タスク化することで、属人的だった施策の改善がより会社の方針に沿うようになりました。そして、以前に比べて改善のスピードも格段に上がりました。また、定例会で話した内容のうち、社外に公開できるものはX(旧:Twitter)に投稿しています。%3Cblockquote%20class%3D%22twitter-tweet%22%20data-theme%3D%22light%22%3E%3Cp%20lang%3D%22ja%22%20dir%3D%22ltr%22%3E%E4%BB%8A%E9%80%B1%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%A4%BE%E5%AE%9A%E4%BE%8B%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E2%9C%8D%EF%B8%8F%3Cbr%3E%3Cbr%3E%E3%83%BBChatGPT%20o1%E3%82%84%E3%81%B0%E3%81%84%E3%80%82o1%20Pro%E3%81%AF%E6%8E%A8%E8%AB%96%E3%81%AE%E7%B2%BE%E5%BA%A6%E9%AB%98%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%A9%E5%87%BA%E5%8A%9B%E3%81%AB%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%80%82%E4%BB%A3%E6%9B%BF%E5%93%81%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%81Gemini%20Experimental%201206%E3%81%8C%E7%B5%90%E6%A7%8B%E8%89%AF%E3%81%84%E3%80%82%E3%81%9F%E3%81%A0save%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E5%90%B9%E3%81%8D%E9%A3%9B%E3%81%B6%E3%81%AE%E3%81%8C%E7%8E%89%E3%81%AB%E7%91%95%F0%9F%94%AE%E2%80%A6%3C%2Fp%3E%26mdash%3B%20Altenas%2CInc.%20%2F%20%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%8A%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%20(%40AltenasInc)%20%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Ftwitter.com%2FAltenasInc%2Fstatus%2F1866694257370919148%3Fref_src%3Dtwsrc%255Etfw%22%3EDecember%2011%2C%202024%3C%2Fa%3E%3C%2Fblockquote%3E%20%3Cscript%20async%20src%3D%22https%3A%2F%2Fplatform.twitter.com%2Fwidgets.js%22%20charset%3D%22utf-8%22%3E%3C%2Fscript%3Eフリーランスでも生きていける時代に、他の会社でもなく、わざわざアルテナに所属するメリットは何か?そのひとつが、こういった定例会をはじめとした、「個人の成長を加速させる環境があること」ではないかと思っています。定例会があることで、自分一人では気が付けない視点を得ることができます。入社いただければ過去の議事録もすべて見れますし、参加すればクライアントワークや自社マーケティングのタスクにも、細かく建設的なフィードバックが入るので、高速でスキルを身に付けることが可能です。「巨人の肩の上に立つ」ではないですが(我々が巨人だというつもりはありません)、新しいメンバーには過去の試行錯誤を勉強し、さらに発展させて、高速で成長してもらいたいと思っています。独自性のあるコンテンツを作れなかったクライアントワークの忙しさにかまけて、独自性のあるコンテンツを出せなかったことを反省しています。アルテナっぽい、独自性のあるコンテンツとは何か?と考えると、さまざまな施策を横断した支援方法や、現場感のある(コンサルティングだけではない)代行やその改善プロセスかな、と思っています。LLMが普及し、誰でもコンテンツを作れる時代になったことで、表面的な知識だけで作れるコンテンツや読む気にならないコンテンツ(ChatGPTで書いたような"その人らしさ"のないコンテンツ)が一気に増えました。それでも我々は、マーケティングで困っている人に向けて有益な情報を届けなければなりません。そうなると、より実践に基づいたコンテンツや、現場での試行錯誤から得られたノウハウを発信していく必要があります。コンサルティングと実務の両方を手がけているからこそ見つかる課題や解決策、成功事例や失敗事例こそが、我々だからこそ作れるコンテンツだと考えています。来年は、このような情報をメインに、より積極的な情報発信にチャレンジし、マーケティングの現場で奮闘する方にお届けできればと思っています。外部メディアへの寄稿や連載を開始今月から「MarkeTRUNK」での連載※が始まりました。来年からは、他にもいくつかの別メディアで連載や寄稿記事を公開する予定です。※関連記事:「漠然としたペルソナ」が変わった日。過去データから見つけた「具体的な理想のお客さま像」【アルテナ古田 連載第1回】 - MarkeTRUNK先ほども書きましたが、私たちの強みは”実践に基づいたコンテンツを書けること”です。調べれば書ける記事ではなく、実践していないと書けない記事を出していくことが、我々独自の価値につながると考えています。コンテンツのネタとなる検証や試行錯誤は山ほどあるので、今後はそれらを寄稿やセミナーなどで発信していきたいと思います。まとめ我々は、特定のデジタルマーケティング施策のスペシャリストではなく、デジタルマーケティングのスペシャリストとしてクライアントを支援しています。Web広告代理店やSEO会社のような専業特化の方々へのリスペクトは勿論ありますが、我々はそういった専業特化とは違った価値を出せるのだ、と強く感じた年でした。特に、マーケティング専任の担当者がいない会社(採用しずらいエリアの会社)や、「まずマーケティングで何をすればいいか分からない」と悩む会社、そんなニーズに私たちの支援はがっつりフィットすることに、改めて気付きました。会社のミッションでもある「素晴らしい商品を、未来のお客さまに届ける」につながるクライアントと取り組めたことで、エンドクライアントからの「ありがとう」が増えたと報告がもらえるなど、社会貢献につながることも実感できました。来年も今年以上の試行錯誤を続けて、もっと良いサービスを、もっと多く人に提供して、もっとたくさんの「ありがとう」がもらえるようにしたいと思います。2024年は会社の土台作りがほぼほぼ完了した一年でした。この土台を活かし、さらに成長していくために、来年以降、アルテナで一緒に働いてくれる方を募集しています。手前味噌ですが、募集中の「マーケティング支援エキスパート」はやり甲斐もありますし、市場価値が上がる環境も用意されています。そして報酬も業界内でもかなり高水準です。クライアントから直接感謝されることも非常に多いです。少数精鋭の今こそ、アルテナのチームに加わりませんか?一緒に働けることを楽しみにしています。ぜひ年末年始にご検討ください。関連:採用情報 - アルテナ株式会社