「やりたいことはあるけど、自分に何が向いているかわからない」「特定の業界や施策に特化するより、幅広く経験しながらお客さまのビジネスに深く関わっていきたい」そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。佐藤さんも同じでした。旅行会社から未経験でマーケティングの世界に飛び込み、試行錯誤を重ねながら自分なりの仕事のスタイルを見つけてきた佐藤さんのお話が、アルテナでのキャリアを考えるヒントになれば嬉しいです。「1人でやり切る」から「お客さまと一緒に考える」へーーー「マーケティング支援の担当者だからといって、1人で答えを出そうとしなくていい。お客さまを巻き込んだ方が、より良い答えを出せる」以前、佐藤さんがそう話してくれたのがとても印象的でした。どういう経緯でその考え方に至ったんですか?佐藤:入社当初は、「全部自分ひとりで完璧にやらないと」という気持ちが強くて。責任感からそう思っていたんですが、仕事を続けていくうちに、それだと限界があると気づいたんです。佐藤:お客さまのビジネスのことを一番よく知っているのは、やっぱりお客さま自身なので。こちらがマーケティングの知識や視点を持ち込みつつ、お客さまの持っている情報や考えを引き出しながら一緒に考えた方が、絶対にいい答えが出る。そう気づいてからは、積極的にお客さまを巻き込むようになりました。ーーーお客さまと一緒に考えるようになって、実際に何か変わったと感じた瞬間はありましたか?佐藤:お客さまを巻き込みながら支援するようになってから、施策の精度が明らかに上がりました。お客さまのビジネスの文脈を深く引き出せるようになるので、的外れな提案が減って、「これだ」という打ち手に早くたどり着けるようになった感覚があります。ーーー実際のお仕事の中で、そのスタンスが活きたと感じる場面を教えてください。佐藤:広告文やWebサイト内のコピーを考える時が、まさにそうですね。ユーザーに刺さる言葉を考えるのは私たちの仕事ですが、そのためにはお客さまのビジネスへの想いや、商品・サービスの強みを深く理解しておく必要があります。だからこそ、事前にお客さまから情報をしっかり引き出しておくことがすごく大事なんです。そうやって解像度を上げた上で、言葉をどう組み立てるかを一文字単位で調整していく。「これだ」という表現にたどり着いた瞬間はすごくワクワクしますし、その表現で成果が出た時は本当に嬉しいですね。いい打ち手への近道は、お客さまを深く理解する「遠回り」にーーーそもそも、なぜマーケティングの仕事に転職しようと思ったんですか?佐藤:前職は旅行会社に勤めていたんですが、コロナの影響で旅行以外の部署に配属されて。やりがいは感じていたのですが、その時期に「自分が本当にやりたいことは何だろう?」と改めて考えるようになったんです。その頃、弟がWebデザインのオンラインスクールに通っていて、その話を聞く中で「マーケター」という仕事を知りました。マーケターはお客さまのビジネスに深く関わりながら、成果を一緒に作っていく仕事だと知って、自分がやりたいことはこれかもしれない!と思ったんです。ーーーマーケティング会社への転職を決めて、なぜアルテナに応募しようと思ったんですか?佐藤:転職活動を始めた当初、マーケティングといっても広告なのかSEOなのか、どの施策が自分に向いているのか、どんな業界が合っているのかが正直わかっていなくて。未経験だからこそ、さまざまな施策にチャレンジしてみたいという気持ちが強かったんです。それに、昨今のマーケティングでは「この施策をやれば成果が出る!」というものではないと感じていました。ユーザーの行動も多様化していて、どの施策が効くかはお客さまによって異なるし、組み合わせ方も複雑になってきている。だからこそ、複数の施策を組み合わせて支援できる人材の方が、市場価値も上がるし、何よりお客さまに喜んでもらえるんじゃないか?と考えていました。佐藤:アルテナはマーケティングの包括支援(調査・分析から、戦略立案・各施策の実施まで、マーケティング業務を一気通貫で担う支援方法)を行っているので、さまざまな施策に携われますし、特定の業界に特化しているわけでもないので、自分の得意や興味を活かしながら幅広いビジネスに貢献できそうだと感じました。名古屋でその仕組みを持つ会社がアルテナだけだったことも、決め手になりました。実際に入社してみると、包括支援だからこそ喜んでくれるお客さまが多くて。自分の判断は間違っていなかったと感じています。ーーー実際に入社してみて、最初はいかがでしたか?佐藤:未経験からのスタートだったので、覚えることは本当に多くて、最初は毎日手探りでした。戦略や施策を考えるのも初めてで、何もわからない状態のまま仕事に携わっていましたが、目の前の仕事にひとつずつ向き合ううちに、少しずつできることが増えていきました。今では上場企業の新規事業やハウスメーカーなど、さまざまなお客さまを担当する中で、業界やビジネスモデルによって効く打ち手が全然違うことを、身をもって実感しています。ーーー入社当初からずっと努力している姿を見てきましたが、今ではお客さまから「支援が丁寧で安心する」「ターゲットの解像度が高く、提案や説明にすごく納得感がある」と高い評価をいただいていますよね。佐藤さんは、この仕事をする上で心がけていることはありますか?佐藤:お客さまのビジネスやユーザーを深く理解することを、常に意識しています。特に、どんな人がどんな気持ちで商品やサービスを探しているのかを具体的にイメージしながら考えるようにしていて。そこの解像度が高いほど、刺さる打ち手を見つけやすくなると感じています。提案や説明をする時も、お客さまが納得した上で一緒に進んでいきたいので、「なぜこの施策なのか」という背景や考え方も丁寧に共有するようにしています。お客さまが施策の意図を深く理解してくれるので、言葉にしきれないニュアンスまで共有できるようになっていきます。それが施策の精度や再現性につながっていくと思っています。ーーー具体的に、どんなところに時間をかけているんですか?佐藤:たとえば、支援を始める前の事前調査にはかなり時間をかけています。お客さまのビジネスや競合、ユーザーのことを深く理解して初めて、的外れじゃない提案ができると思っているので。また、お客さまへお出しする資料も同様です。「なぜこの施策なのか」「現状どういう状況で、次にどう動くのか」が誰が見ても伝わるように、丁寧に作り込むようにしています。その積み重ねが、お客さまとの信頼につながっていくと感じています。ーーー他には何かありますか?佐藤:日々のお客さまとのやり取りも大切にしていて。進捗の報告や気になる点の共有は、タイミングを逃さずこまめに行うようにしています。「何かあってから連絡する」ではなく、「何もないからこそ、状況を共有する」ことで、お客さまに常に安心していただける関係を作りたいんです。また、わたしは「相手にどう伝わったのか?」を大切にします。そのため、打ち合わせの場では専門用語は多用せず、お客さまが直感的に理解できる言葉に置き換えたり、細かなニュアンスを伝えたい場合は、テキストにこだわらず、電話やzoom、時には対面でコミュニケーションを取るようにしています。お客さまと気持ちよく、スムーズにコミュニケーションを取れることで、チームのスピードや成果が大きく変わることを実感しています。お客さまのために、を考え続ける人に。そして、そんな人と一緒に。ーーー今後、どんな仕事をしていきたいですか?佐藤:今は課題に愚直に応えていくスタイルですが、今後はもっと先回りして、お客さまが気づいていない課題や可能性まで提案できる人になりたいと思っています。「どうしたらお客さまのビジネスがもっとよくなるか」を起点にアイデアを考え、提案して、実行まで導く。「アイデアを提案し、形にして、最後まで仕切る力」を身につけていくことが、今の一番の目標です。ーーー最後に、佐藤さんはどんな人と一緒に働きたいですか?佐藤:お客さまのビジネスやその先のエンドクライアントを、自分ごとで深く考えられる人と一緒に働きたいですね。知識やスキルは、働きながら身につけていけばいい。それよりも、「目の前のお客さまのために何ができるか」を真剣に考えられる人の方が、一緒にいい仕事ができると感じています。